さまぬっこ帳

決断なくして変化なし、少しずつ変わってゆこう

北海道&東日本パスでゆく6泊7日鉄道旅【初日②】

こんばんは

さまぬこ@smnksn_fuji2

です。

 

はじめに

※この記事は2017年12月、富士フイルムのカメラX-T2とともに6泊7日の鉄道旅に出たときの記録です。皆さんへお見せするというよりも自分用に旅の記録としてブログへ残しておこうという意味合いがやや強いです。

鉄道や鉄道旅に興味のない方には正直退屈な内容かと思いますが、それでもよろしければご覧になっていってください。

 

概要

乗り換えの待ち時間を思い出深い町で過ごし、再びいわき駅へ戻り磐越東線(ばんえつとうせん)で郡山駅へ。

郡山駅からは磐越西線(ばんえつさいせん)へ乗り換え、会津若松駅を経て宿泊地の新潟駅を目指す。

大雪の影響で当初の予定より30分ほど遅れたものの無事目的地へ到着し、長い長い初日の旅は何とか終わりを告げた。

 

関連リンク

  1. 北海道&東日本パスでゆく6泊7日鉄道旅【序】
  2. 北海道&東日本パスでゆく6泊7日鉄道旅【初日①】
  3. 北海道&東日本パスでゆく6泊7日鉄道旅【初日 富岡編】
  4. 北海道&東日本パスでゆく6泊7日鉄道旅【初日②】←このページ
  5. 北海道&東日本パスでゆく6泊7日鉄道旅【2日目】↓以下執筆中
  6. 北海道&東日本パスでゆく6泊7日鉄道旅【3日目】
  7. 北海道&東日本パスでゆく6泊7日鉄道旅【4日目】
  8. 北海道&東日本パスでゆく6泊7日鉄道旅【5日目】
  9. 北海道&東日本パスでゆく6泊7日鉄道旅【6日目】
  10. 北海道&東日本パスでゆく6泊7日鉄道旅【最終日】

目次

 

磐越東線(ゆうゆうあぶくまライン)に乗車

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富岡駅を出て40分ほどでいわき駅へ到着。

陽がすっかり高くなり時刻は正午を過ぎていた。

ここから福島県郡山市会津若松市を経由して新潟県を目指す。

 

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13時過ぎに磐越東線・郡山行きの列車が入線。

都心ではほとんど見かける機会のなくなった軽油で走るディーゼルエンジン車両。

2両という短い車両編成、風に運ばれてくる排気ガスの匂い。

いよいよ旅らしくなってきたと内心ワクワクする。

 

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列車は定刻通りにいわき駅を出発。

経由地の郡山(こおりやま)駅まで約1時間半。

ディーゼル車両独特のエンジン音を聴きつつ、阿武隈(あぶくま)山地の景色を眺めて過ごす。

 

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川がきれいだ…。

 

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ちょうど山間へ入ったころから雪が降り始める。

www.tenki.jp

出発日の前日(12月11日)は東北の広い範囲で雪が降り、この日も各地で雪。

場所によっては交通機関の遅延や運休もでるほどの雪が降っていた。

日本海側では風も強かった様子。

 

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1時間半の乗車時間があっという間に過ぎ、列車は郡山駅へ到着。

郡山駅からは磐越西線(ばんえつさいせん)へ乗り換え。

 

磐越西線新潟県を目指す

磐越西線といえば、2011年の大地震のときに神奈川県横浜市から東北の被災地へ燃料を送り届けるためにう回路として活躍した路線だが、そもそも貨物列車の超重量に線路や鉄橋が耐えられるかの事前調査、地震によって損傷した線路の早急な補修にはじまり、輸送開始後も急カーブや急斜面の点在する自然の要害が立ちふさがり困難を極めたという。

こうして送り届けられた燃料のおかげで、どれだけの人が救われたかと思うと胸が熱くなる。

 

当時のエピソードは絵本にもなっている。

www.doshinsha.co.jp

 

www.sankeibiz.jp

www.sankeibiz.jp

 

乗り換えた磐越西線の車内は混雑し、着席はもちろん撮影も終点の会津若松までできない状態だった。

 

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ホーム上まで雪の吹き込む会津若松駅

再びディーゼル車両に乗り換えて新潟県の新津(にいつ)駅へ向かう。

学校帰りの学生でにぎわう車内。

大雪の影響で徐行運転する車両。

すでに陽も落ちて何も見えない外の景色に目を凝らしていた。

会津若松から新津区間磐越西線には『森と水とロマンの鉄道』という愛称が与えられているので、きっと景色を楽しめる路線なのだろう。

次は明るいうちに来たいものだ。

 

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列車は予定より30分遅れで新津駅へ到着。

会津若松駅を出てから約3時間あまりの長時間乗車だった。

肌に突き刺さるような寒さに身震いしつつ、宿泊地の新潟駅行き電車に乗って初日の旅は終了した。

 

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【初日の移動履歴】

 

北海道&東日本パスでゆく6泊7日鉄道旅【2日目】へ続く。

北海道&東日本パスでゆく6泊7日鉄道旅【初日 富岡編】

こんばんは

さまぬこ@smnksn_fuji2

です。

 

はじめに

※この記事は2017年12月、富士フイルムのカメラX-T2とともに6泊7日の鉄道旅に出たときの記録です。皆さんへお見せするというよりも自分用に旅の記録としてブログへ残しておこうという意味合いがやや強いです。

鉄道や鉄道旅に興味のない方には正直退屈な内容かと思いますが、それでもよろしければご覧になっていってください。

 

概要

乗り換え待ちの3時間を使い、福島県沿岸の町『双葉郡 富岡町(ふたばぐん とみおかまち)』へ寄り道したときの記録。

富岡町にはかつて家族が住んでいたが東北太平洋地震の影響で遠く離れた土地での暮らしを余儀なくされ、現在も帰宅のめどは立っていない。

地震発生前にはたびたび遊びに出かけていた事もあり、自分にとっても思い出深い土地。

折り返し電車発車までの約30分を、当時の記憶を思い出しながら撮り歩いた。

 

関連リンク

  1. 北海道&東日本パスでゆく6泊7日鉄道旅【序】
  2. 北海道&東日本パスでゆく6泊7日鉄道旅【初日①】
  3. 北海道&東日本パスでゆく6泊7日鉄道旅【初日 富岡編】←このページ
  4. 北海道&東日本パスでゆく6泊7日鉄道旅【初日②】↓以下執筆中
  5. 北海道&東日本パスでゆく6泊7日鉄道旅【2日目】
  6. 北海道&東日本パスでゆく6泊7日鉄道旅【3日目】
  7. 北海道&東日本パスでゆく6泊7日鉄道旅【4日目】
  8. 北海道&東日本パスでゆく6泊7日鉄道旅【5日目】
  9. 北海道&東日本パスでゆく6泊7日鉄道旅【6日目】
  10. 北海道&東日本パスでゆく6泊7日鉄道旅【最終日】

目次

 

富岡駅到着

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富岡駅前の通り。

駅舎は地震による津波で流失したため新しく建てられ、場所も北へ100メートル移動している。

駅の左隣にはイートインコーナー併設の売店も見える。

 

震災前から駅前は静かな場所だったがかつての面影はほとんどなく、がれきの撤去を終えた更地に新たな住宅の建設が進められていた。

 

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出番を待つ錆くれた線路。

復旧工事の進む仙台方面を望む。

線路は北西にカーブして夜ノ森(よのもり)駅へと続くが、この先20.8kmの区間は2020年春復旧をめどに現在も工事が進められている。

この不通区間が開通すれば、JR常磐線の全区間(上野~仙台)が復旧となる。

 

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有人改札口に設けられた空間線量計デジタルサイネージ

さくらステーションKINONE』は駅の隣にあるお店の名前。

富岡駅は福島第一原子力発電所(イチエフ)から約9.7kmと比較的距離が近いため、放射線量計が設置されている。

 

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再開発の進む駅前。

 

 

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駅の北側から。

バスロータリーからは代行バスが発着し不通区間の輸送を担っている。

 

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富岡町のマスコットキャラクター『とみっぴー』。

夜にはライトアップされるんだろうなぁ、と思いながら撮影。

陽が落ちた時間にもう一度訪れたくなった。

 

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震災後、駅前にできた宿泊施設『富岡ホテル』。

富岡町内でかつて、衣料品店、雑貨店、居酒屋、自動車販売店などを経営していた8人が『駅前のシンボルとなり、周辺のにぎわいや復興へつなげていきたい』とホテル業へ転身し共同で立ち上げたホテル。

 

震災前に存在した宿泊施設はいずれも廃業または近隣の中心街で営業を再開するなどして駅周辺に宿泊する場所がなかったので、個人的には大変ありがたい。

次に富岡を訪れる際は、周辺の探索拠点としてこちらでお世話になろうと思う。

www.kahoku.co.jp

 

駅から数百メートル陸地へ進むと国道6号線が走り、周囲には商店街があるが、地震による倒壊を免れた家々もいずれ崩落する危険あるとかで取り壊されるとの噂がある。

取り壊される前に再訪したい。

 

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駅の売店掲示されたパネルで、おそらく町内の夜ノ森地区と思われる。

 

夜ノ森地区は桜の名所として知られ、幹の太い立派な桜がつくるトンネルは実に見事。

2018年には震災後初めて桜まつりが復活し、ライトアップイベント、よさこい踊り、コンサートが催された。

美味しい洋菓子屋があって、行くたびに足を運んでいたが、今はどうしているのだろうか。

 

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夜ノ森地区は現在も一部地域が帰宅困難区域に指定され、立ち入りを制限されている場所がある。

…いつか再び、この桜並木にかつての賑わいが戻ることを祈念してやまない。

 

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線路の先には富岡川があり、鉄橋の架け替えが行われていた。

サケが遡上する様子を眺められる橋が海沿いの道路にあるが、今は通れるのだろうか。

 

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折り返し列車の発車時刻が迫り、ホームへと移動する。

左側に橋脚らしきものが見える。

次にこの駅を訪れた頃には陸橋が完成して見事な眺めは楽しめなくなっていそうだ。

 

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かつて富岡漁港のあった海を望む。

ちょうど写真の中央付近に『ロウソク岩』という高さ20メートルほどの岩が町のシンボルとして存在したが、地震後の津波によって消失した。

押し寄せた津波の規模を測るには十分すぎるインパクトだろう。

archive-shinsai.yahoo.co.jp

有志によって残された、かつてのロウソク岩の姿。

 

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発車5分前。

再訪を誓い、電車へ乗りこむ。

 

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駅併設の売店でアメリカンドッグとから揚げ串、ほうじ茶を購入。

数少ない駅前の買い物スポットとして、どうか引き続き頑張ってほしい。

 

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いわき駅へ戻る車内より。

正座しながら外の景色をただただボーっと眺める。

これから向かう方面の山々の雲行きが怪しい。

 

この後はJR磐越東線(ばんえつとうせん) ゆうゆうあぶくまラインに乗って郡山駅を経由し、宿泊地の新潟駅を目指す。

 

北海道&東日本パスでゆく6泊7日鉄道旅【初日②】へ続く。

 

おまけ

www.youtube.com

【富岡インサイド様より】

2017年9月、富岡駅の営業再開へ向けた試験運転開始を報じた動画。

富岡町に鉄道が帰ってくる喜びを感じつつ、食い入るように何度も見返していました。

 

レンズ欲しい

こんにちは

さまぬこ@smnksn_fuji2 | Twitter

です。

 

移動の車内で欲しいレンズがいくつもいくつも湧き上がってきたのでメモとして残しておく。

 

目次

 

XC16-50mm F3.5-5.6 OIS II

手ぶれ補正付きで使い勝手の良い軽量レンズ。

XC50-230mmとセットで使いたい。

 

XC50-230mm F4.5-6.7 OIS II

同上。

 

XF18-55mm F2.8-4 R LM OIS

手ぶれ補正付きの標準ズーム。 カテゴリ的にはプレミアムクラスのレンズ。

X-Pro2と組み合わせたい。

※X-T2には18-135mmを準備済

 

XF16-55mm F2.8 R LM WR

皆が絶賛する紅のアイツ。

X-H1専用に。

 

Touit 1.8/32

一本は持っておきたいツァイスレンズ。

2.8/12も捨てがたい。

 

XF27mm F2.8

X-Pro2に付けるとこれがまたコンパクトでカッコいい。

一度レンタルで使ったけれどフォーカシングもクイックで小気味よかった。

 

XF56mm F1.2 R

描写に惚れた。

殆どポートレート撮らないんだけどいずれ欲しい。

 

XF90mm F2 R LM WR

次のレンタル候補。

楽しみ。

 

先日のCAFE  Xの帰りにブロガーの皆さんと食事中に上記のレンズのどれかが欲しいと話をしたら『用途が違うしこれは全部買うな』

とabcさんから言われた。

 

その時は防湿庫が満室だからと話したけれど、すいません多分真実です。

自分の事だからしれっと防湿庫を買い足している気がしてならない。

 

遅かれ早かれ少しずつ増えていそう。

 

文字に残して吟味して、ベストな一本を選びたいものです。

 

それでは。

北海道&東日本パスでゆく6泊7日鉄道旅【初日①】

こんばんは

さまぬこ@smnksn_fuji2

です。

 

はじめに

※この記事は2017年12月、富士フイルムのカメラX-T2とともに6泊7日の鉄道旅に出たときの記録です。皆さんへお見せするというよりも自分用に旅の記録としてブログへ残しておこうという意味合いがやや強いです。

鉄道や鉄道旅に興味のない方には正直退屈な内容かと思いますが、それでもよろしければご覧になっていってください。

 

概要

フリー切符『北海道&東日本パス』を使った7日間の鉄道旅初日。

まだ夜も明けぬ時刻に家を発ち東北を目指す。

旅の途中、乗り換え待ちで発生した空き時間を利用して福島県の海沿いの町『富岡町』へ立ち寄ることとした。

 

関連リンク

  1. 北海道&東日本パスでゆく6泊7日鉄道旅【序】
  2. 北海道&東日本パスでゆく6泊7日鉄道旅【初日①】←このページ
  3. 北海道&東日本パスでゆく6泊7日鉄道旅【初日 富岡編】
  4. 北海道&東日本パスでゆく6泊7日鉄道旅【初日②】
  5. 北海道&東日本パスでゆく6泊7日鉄道旅【2日目】
  6. 北海道&東日本パスでゆく6泊7日鉄道旅【3日目】
  7. 北海道&東日本パスでゆく6泊7日鉄道旅【4日目】
  8. 北海道&東日本パスでゆく6泊7日鉄道旅【5日目】
  9. 北海道&東日本パスでゆく6泊7日鉄道旅【6日目】
  10. 北海道&東日本パスでゆく6泊7日鉄道旅【最終日】

 目次

 

上野東京ライン上野駅

朝4時起床。

利用客もまばらな時間。

早朝は駅員が不在のため乗車証明書発行機から券を受け取って乗車。

最初の乗換駅、上野を目指す。

 

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しばしグリーン車でくつろぎながらの移動。

JR東日本普通列車グリーン車はリースナブルな価格で長距離の移動を快適にしてくれる。

グリーン車乗車券は、乗車前にグリーン券販売機や自動券売機で事前購入すると260円分安く購入できます。

料金・きっぷ>普通列車グリーン車:JR東日本

首都圏の普通列車グリーン車は乗車距離に応じて料金が変わりますが、①50km以下、②51km以上の2種類しか存在せず、51km以上はどれだけ長距離乗っても料金は変わりません。従って移動距離が100kmを超えるような場合はグリーン車を使ったほうが快適に移動できるので個人的にはグリーン車利用をお勧めします。

仮に満席で座れなかった場合は、グリーン車添乗員さんへ満席で座れないので普通車両へ移ると伝えれば手数料無しでグリーン券の払い戻しを受けられます。

Suicaグリーン券を購入したものの、グリーン車が満席で利用できずに普通車に乗車する場合などは、乗務しているグリーン車の乗務員(グリーンアテンダント)にお申し出ください。確認の上、Suicaグリーン券の払いもどし手数料を無料にするための「不使用証」を発行します

JR東日本:モバイルSuica>モバイルSuicaを使う>Suicaグリーン券>払いもどし

 

常磐線福島県いわき駅を目指す

朝6時頃、上野駅到着。

カメラリュックとキャリングケースを担ぎながら茨城県水戸駅行きJR常磐線へ乗り換え。

グリーン車乗車券をあらかじめ水戸駅まで購入しているため、常磐線もしばしグリーン車で快適移動。

 

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鉄橋を渡る車窓から朝日を拝む。

時間は朝7時になろうかという頃。

 

常磐線といえば我孫子(あびこ)駅の『弥生軒のから揚げそば』。

放浪の画家・裸の大将『山下清』が住込みで働いていたことでも有名なお店。

 

我孫子駅を通る時は途中下車してでも食べたくなってしまうが、その後の旅程が大幅に乱れるので今回は泣く泣く諦め。

ちなみに、から揚げは単品でも注文できます。

から揚げ以外ではちくわの磯辺揚げも好きです。

rocketnews24.com

 

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朝8時過ぎ、水戸駅到着。

グリーン車での快適な旅の終焉。

緑の電車へ乗り換え、太平洋に沿ってさらに北を目指す。

 

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水戸駅に停車していたE657系特急車両。

 

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事前に買っておいたおやつとドリンク類。

防寒対策のひざ掛け毛布も(全日程通して一度も使わなかったけど)。

2時間近く車窓をボーっと眺めながらの移動。

電車は予定通りの時刻に福島県いわき駅へ到着。

 

乗り換え時間の合間の寄り道

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10時前。

晴れ渡る空。

いわき駅からは進路を西に変え、福島県中通り郡山駅を目指す。

しかし、乗り換えの電車が到着するのはおよそ3時間後。

乗り換え待ちの時間を活用して、少し寄り道をすることに。

 

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スマホから乗り換え案内をチェック。

寄り道しても郡山行の列車には十分間に合うことが判明したので10:27発の電車で福島県双葉郡富岡町を目指す。

 

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富岡行きの電車が入線。

かつて特急として運用されていた電車に乗って、7年ぶりの富岡へ。

 

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座席がふっかふかでとても快適だったけれど、暖房が効きすぎてふくらはぎをこんがり焼かれる。

違う意味で人をダメにする暖房。

温風というより熱風と呼ぶにふさわしい。

 

震災後初めての富岡

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暖房でふくらはぎが熱いので椅子の上に時折正座しながらの移動。

7年前と変わらないところもあれば、大きく様変わりした場所も。

大きく様変わりした場所は、津波の被害を受けたところと言い換えられなくもない。

向かう先の富岡駅は海から数百メートルの場所にあり、震災直後の大津波によって駅舎は流失している。

 

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 JR常磐線 広野(ひろの)駅

広野火力発電所があり、この発電所地震による損壊、津波の浸水被害を受けたが2011年7月には全機復旧にこぎつけている。

いつのまにか駅前にビルが建っていて驚いたのを記憶している。

妹がこの近くに住んでいるが、連絡もせずに素通りしたことを咎められた。

…スマン、無頓着な兄を許しておくれ…。

 

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富岡駅手前にある環境省の施設。

富岡町内で震災により発生したがれき、廃材などの焼却を行う仮設焼却施設。

富岡町仮設焼却施設|富岡町の状況|対象市町村|対策地域内廃棄物処理の取組みについて|福島県における取組み|放射性物質汚染廃棄物処理情報サイト|環境省

 

電車はゆっくりと減速し終点富岡駅へ到着。

想定より長くなったので、ここでいったん一休みとする。

 

北海道&東日本パスでゆく6泊7日鉄道旅【初日 富岡編】へ続く。

自転車とダイエット計画

こんばんは

さまぬこ@smnksn_fuji2

です。

 

痩せたい、切実に。

年を追うごとに体重は増加の一途。

流石にこのままではヤバいと感じ始めました。

 

あと、適度に有酸素運動をしないと体臭がキツくなりそうなので、それも心配なのです。

 

ジョキングすればいいのに、と思われるかもしれませんが…何を隠そうジョギングが、さまぬこは何よりも苦手なのです。

カメラ構えながらのウォーキングは好きなんですけれどね…。

ジョキング以外の方法で、楽しく継続的なダイエットをする為に何をするか…その第一弾として思いついたのがロードバイクorクロスバイクの購入です。

 

もともとスポーツタイプのミニベロ(タイヤの径が小さい自転車=小径車)に乗っていたのですが、漕いでもあまり速度が出ない割に出した速度の維持も容易ではなく、長距離乗車には自分の身体がついていかず、ほとんど乗らずに手放してしまいました。

 

ミニベロの前はBianchi(ビアンキ)のクロスバイク、カメレオンテ2に乗っていました。

以前Bianchiの自転車が欲しいと記事に起こしたのも、当時の楽しい記憶が色濃く残っていたためです。

実際ダイエットにも効果があり週に2,3回、距離にして往復15kmを意識的に呼吸するレベルのサイクリングを続けて1ヶ月で-2kg減に成功しているので、まずはここから始めようと思います。

それに、ロードバイククロスバイクがあれば撮影に出かけられる範囲も拡大するだろうし!

一石二鳥かもしれない。

北海道&東日本パスでゆく6泊7日鉄道旅【序】

こんばんは

さまぬこ@smnksn_fuji2

です。

 

はじめに

※この記事は2017年12月、富士フイルムのカメラX-T2とともに6泊7日の鉄道旅に出たときの記録です。皆さんへお見せするというよりも自分用に旅の記録としてブログへ残しておこうという意味合いがやや強いです。

鉄道や鉄道旅に興味のない方には正直退屈な内容かと思いますが、それでもよろしければご覧になっていってください。

 

関連リンク

  1. 北海道&東日本パスでゆく6泊7日鉄道旅【序】←このページ
  2. 北海道&東日本パスでゆく6泊7日鉄道旅【初日①】
  3. 北海道&東日本パスでゆく6泊7日鉄道旅【初日 富岡編】
  4. 北海道&東日本パスでゆく6泊7日鉄道旅【初日②】
  5. 北海道&東日本パスでゆく6泊7日鉄道旅【2日目】
  6. 北海道&東日本パスでゆく6泊7日鉄道旅【3日目】
  7. 北海道&東日本パスでゆく6泊7日鉄道旅【4日目】
  8. 北海道&東日本パスでゆく6泊7日鉄道旅【5日目】
  9. 北海道&東日本パスでゆく6泊7日鉄道旅【6日目】
  10. 北海道&東日本パスでゆく6泊7日鉄道旅【最終日】

 

目次

 

北海道&東日本パスとは?

北海道&東日本パス(ほっかいどうアンドひがしにほんパス)は、北海道旅客鉄道JR北海道)、東日本旅客鉄道JR東日本)が共同で発売する特別企画乗車券。

JR北海道JR東日本青い森鉄道IGRいわて銀河鉄道(IGR)・北越急行の各鉄道線の快速、普通列車の普通車自由席並びにJR東日本のBRTが7日間乗り放題となるフリーきっぷである。

Wikipedia

 

北海道&東日本パス』は『青春18きっぷ』のような期間限定発売のフリー切符ですが、青春18きっぷと異なる点としては、利用開始日を含めた連続7日間のみ利用可能という制約があることです。

※乗車ルールも一部異なるのですが、ここでは省略します。

制約の内容が若干厳しめであるぶん、価格は青春18きっぷよりもお得になっています。

 

【補足】青春18きっぷ

日本国有鉄道国鉄)旅客局が、運賃増収策の一環として企画し、1982年(昭和57年)3月1日に「青春18のびのびきっぷ」として発売を開始。1983年(昭和58年)春季発売分から現名称に改称した。

主に学生などの春季・夏季・冬季休暇期間を利用期間として発売され、原則として新幹線・特急・急行を除く旅客鉄道会社全線の普通列車・快速列車など、運賃のみで乗車できる列車に乗車することができる。

 Wikipedia

 

青春18きっぷJR線全線で利用可能。 利用可能期間中の任意の日に5回まで利用可能で11850円

北海道&東日本パスJR北海道JR東日本エリア限定。 発売期間と利用期間が定められており利用期間のなかで利用開始日を任意で指定し、指定した日を含めた連続7日間のみ利用可能で10850円

 

旅行の2ヶ月ほど前から準備していた

私は、この北海道&東日本パスを使って旅するため2か月前から宿の手配、旅程表を準備していました。

出発日ギリギリに宿を手配しようとすると満席で部屋が取れなかったり、宿泊代の高い部屋しか残っていない可能性があるからです。

 

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今回の旅で使った旅程表の一部切り抜き。

この日は福島県郡山駅からのスタートでしたが、朝5時の始発から移動を開始しています。

移動開始が始発で目的地着が終電間近という日も旅程の中に一部存在しました。

さらに12月の東北といえば雪。

列車の運行状況が天候に左右されることも決して珍しくない時期でしたが、そんななかよくこの旅を思いついたなと自分でも思いました。

結果は奇跡的に初日と二日目に少し時刻ダイヤが乱れた程度で、あとは何のトラブルもなく終えることができました。

 

写真について

この旅行の数日前に富士フイルムのミラーレスカメラ『X-T2』を購入しました。

旅行のお供にどうしても連れだしたくて何とか間に合わせました。

記事に掲載する写真はすべてX-T2で撮影したものです。

 

記憶をたどりつつ…

この記事の掲載日から半年も前の出来事ですので写真を見返して当時の記憶をたどりつつ、少しずつ全日程書き上げていくつもりです。

途中で力尽きることなく書き終えられますように…。

 

それでは。

 

北海道&東日本パスでゆく6泊7日鉄道旅【初日①】へつづく。

学ぶということ

中谷彰宏さんの書籍『大人のスピード勉強法』を再び読み始めました。

12年ほど前に買って読んだあと本棚で眠っていたのですが、最近Kindleで読書を始めたのをきっかけにまた読みたくなったのです。

 

良書というのは、時を経ても気づきを与えてくれるな、と思いました。

 

この本は勉強法について66個の具体例を挙げて書かれていますが、自分に深く刺さった文章を一つ紹介します。

『勉強をなかなか始められない人は「始めないから、始められない」のです。』

中谷彰宏 大人のスピード勉強法 時間がない人の66の具体例 101ページ

より。

 勉強を始められない理由は人により様々だと思いますが、自分の場合ですと答えを間違えたり、例えば外国語の勉強で繰り返し単語を読唱する姿を家族に見られることが、なんとなく気恥ずかしいから、と言うなんとも情けない理由である事に気付きました。

 

人目を気にしすぎるきらいがある事は自分でも自覚していて、それを家族の前でもやっていたからなのか、と。

学びたいこと、やりたいことを前にしたら他人の目など些細な問題です。

むしろ、その些細なものの為に学びの機会を失うことの方が問題です。

 

いっときの恥で目標を見失わない様にしよう、と強く思ったのでした。

 

読書って、楽しいですね。