北海道&東日本パスでゆく6泊7日鉄道旅【初日①】
こんばんは
です。
はじめに
※この記事は2017年12月、富士フイルムのカメラX-T2とともに6泊7日の鉄道旅に出たときの記録です。皆さんへお見せするというよりも自分用に旅の記録としてブログへ残しておこうという意味合いがやや強いです。
鉄道や鉄道旅に興味のない方には正直退屈な内容かと思いますが、それでもよろしければご覧になっていってください。
概要
フリー切符『北海道&東日本パス』を使った7日間の鉄道旅初日。
まだ夜も明けぬ時刻に家を発ち東北を目指す。
旅の途中、乗り換え待ちで発生した空き時間を利用して福島県の海沿いの町『富岡町』へ立ち寄ることとした。
関連リンク
- 北海道&東日本パスでゆく6泊7日鉄道旅【序】
- 北海道&東日本パスでゆく6泊7日鉄道旅【初日①】←このページ
- 北海道&東日本パスでゆく6泊7日鉄道旅【初日 富岡編】
- 北海道&東日本パスでゆく6泊7日鉄道旅【初日②】
- 北海道&東日本パスでゆく6泊7日鉄道旅【2日目】
- 北海道&東日本パスでゆく6泊7日鉄道旅【3日目】
- 北海道&東日本パスでゆく6泊7日鉄道旅【4日目】
- 北海道&東日本パスでゆく6泊7日鉄道旅【5日目】
- 北海道&東日本パスでゆく6泊7日鉄道旅【6日目】
- 北海道&東日本パスでゆく6泊7日鉄道旅【最終日】
目次
上野東京ラインで上野駅へ
朝4時起床。
利用客もまばらな時間。
早朝は駅員が不在のため乗車証明書発行機から券を受け取って乗車。
最初の乗換駅、上野を目指す。
しばしグリーン車でくつろぎながらの移動。
JR東日本の普通列車グリーン車はリースナブルな価格で長距離の移動を快適にしてくれる。
※グリーン車乗車券は、乗車前にグリーン券販売機や自動券売機で事前購入すると260円分安く購入できます。
首都圏の普通列車グリーン車は乗車距離に応じて料金が変わりますが、①50km以下、②51km以上の2種類しか存在せず、51km以上はどれだけ長距離乗っても料金は変わりません。従って移動距離が100kmを超えるような場合はグリーン車を使ったほうが快適に移動できるので個人的にはグリーン車利用をお勧めします。
仮に満席で座れなかった場合は、グリーン車添乗員さんへ満席で座れないので普通車両へ移ると伝えれば手数料無しでグリーン券の払い戻しを受けられます。
Suicaグリーン券を購入したものの、グリーン車が満席で利用できずに普通車に乗車する場合などは、乗務しているグリーン車の乗務員(グリーンアテンダント)にお申し出ください。確認の上、Suicaグリーン券の払いもどし手数料を無料にするための「不使用証」を発行します
JR東日本:モバイルSuica>モバイルSuicaを使う>Suicaグリーン券>払いもどし
常磐線で福島県のいわき駅を目指す
朝6時頃、上野駅到着。
カメラリュックとキャリングケースを担ぎながら茨城県の水戸駅行きJR常磐線へ乗り換え。
グリーン車乗車券をあらかじめ水戸駅まで購入しているため、常磐線もしばしグリーン車で快適移動。
鉄橋を渡る車窓から朝日を拝む。
時間は朝7時になろうかという頃。
常磐線といえば我孫子(あびこ)駅の『弥生軒のから揚げそば』。
放浪の画家・裸の大将『山下清』が住込みで働いていたことでも有名なお店。
我孫子駅を通る時は途中下車してでも食べたくなってしまうが、その後の旅程が大幅に乱れるので今回は泣く泣く諦め。
ちなみに、から揚げは単品でも注文できます。
から揚げ以外ではちくわの磯辺揚げも好きです。
朝8時過ぎ、水戸駅到着。
グリーン車での快適な旅の終焉。
緑の電車へ乗り換え、太平洋に沿ってさらに北を目指す。
事前に買っておいたおやつとドリンク類。
防寒対策のひざ掛け毛布も(全日程通して一度も使わなかったけど)。
2時間近く車窓をボーっと眺めながらの移動。
乗り換え時間の合間の寄り道
10時前。
晴れ渡る空。
いわき駅からは進路を西に変え、福島県中通り、郡山駅を目指す。
しかし、乗り換えの電車が到着するのはおよそ3時間後。
乗り換え待ちの時間を活用して、少し寄り道をすることに。
スマホから乗り換え案内をチェック。
寄り道しても郡山行の列車には十分間に合うことが判明したので10:27発の電車で福島県双葉郡富岡町を目指す。
富岡行きの電車が入線。
かつて特急として運用されていた電車に乗って、7年ぶりの富岡へ。
座席がふっかふかでとても快適だったけれど、暖房が効きすぎてふくらはぎをこんがり焼かれる。
違う意味で人をダメにする暖房。
温風というより熱風と呼ぶにふさわしい。
震災後初めての富岡
暖房でふくらはぎが熱いので椅子の上に時折正座しながらの移動。
7年前と変わらないところもあれば、大きく様変わりした場所も。
大きく様変わりした場所は、津波の被害を受けたところと言い換えられなくもない。
向かう先の富岡駅は海から数百メートルの場所にあり、震災直後の大津波によって駅舎は流失している。
JR常磐線 広野(ひろの)駅
広野火力発電所があり、この発電所も地震による損壊、津波の浸水被害を受けたが2011年7月には全機復旧にこぎつけている。
いつのまにか駅前にビルが建っていて驚いたのを記憶している。
妹がこの近くに住んでいるが、連絡もせずに素通りしたことを咎められた。
…スマン、無頓着な兄を許しておくれ…。
富岡駅手前にある環境省の施設。
富岡町内で震災により発生したがれき、廃材などの焼却を行う仮設焼却施設。
富岡町仮設焼却施設|富岡町の状況|対象市町村|対策地域内廃棄物処理の取組みについて|福島県における取組み|放射性物質汚染廃棄物処理情報サイト|環境省
電車はゆっくりと減速し終点富岡駅へ到着。
想定より長くなったので、ここでいったん一休みとする。
北海道&東日本パスでゆく6泊7日鉄道旅【初日 富岡編】へ続く。