北海道&東日本パスでゆく6泊7日鉄道旅【初日②】
こんばんは
です。
はじめに
※この記事は2017年12月、富士フイルムのカメラX-T2とともに6泊7日の鉄道旅に出たときの記録です。皆さんへお見せするというよりも自分用に旅の記録としてブログへ残しておこうという意味合いがやや強いです。
鉄道や鉄道旅に興味のない方には正直退屈な内容かと思いますが、それでもよろしければご覧になっていってください。
概要
乗り換えの待ち時間を思い出深い町で過ごし、再びいわき駅へ戻り磐越東線(ばんえつとうせん)で郡山駅へ。
郡山駅からは磐越西線(ばんえつさいせん)へ乗り換え、会津若松駅を経て宿泊地の新潟駅を目指す。
大雪の影響で当初の予定より30分ほど遅れたものの無事目的地へ到着し、長い長い初日の旅は何とか終わりを告げた。
関連リンク
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目次
磐越東線(ゆうゆうあぶくまライン)に乗車
富岡駅を出て40分ほどでいわき駅へ到着。
陽がすっかり高くなり時刻は正午を過ぎていた。
13時過ぎに磐越東線・郡山行きの列車が入線。
都心ではほとんど見かける機会のなくなった軽油で走るディーゼルエンジン車両。
2両という短い車両編成、風に運ばれてくる排気ガスの匂い。
いよいよ旅らしくなってきたと内心ワクワクする。
列車は定刻通りにいわき駅を出発。
経由地の郡山(こおりやま)駅まで約1時間半。
ディーゼル車両独特のエンジン音を聴きつつ、阿武隈(あぶくま)山地の景色を眺めて過ごす。
川がきれいだ…。
ちょうど山間へ入ったころから雪が降り始める。
出発日の前日(12月11日)は東北の広い範囲で雪が降り、この日も各地で雪。
場所によっては交通機関の遅延や運休もでるほどの雪が降っていた。
日本海側では風も強かった様子。
1時間半の乗車時間があっという間に過ぎ、列車は郡山駅へ到着。
磐越西線で新潟県を目指す
磐越西線といえば、2011年の大地震のときに神奈川県横浜市から東北の被災地へ燃料を送り届けるためにう回路として活躍した路線だが、そもそも貨物列車の超重量に線路や鉄橋が耐えられるかの事前調査、地震によって損傷した線路の早急な補修にはじまり、輸送開始後も急カーブや急斜面の点在する自然の要害が立ちふさがり困難を極めたという。
こうして送り届けられた燃料のおかげで、どれだけの人が救われたかと思うと胸が熱くなる。
当時のエピソードは絵本にもなっている。
乗り換えた磐越西線の車内は混雑し、着席はもちろん撮影も終点の会津若松までできない状態だった。
ホーム上まで雪の吹き込む会津若松駅。
再びディーゼル車両に乗り換えて新潟県の新津(にいつ)駅へ向かう。
学校帰りの学生でにぎわう車内。
大雪の影響で徐行運転する車両。
すでに陽も落ちて何も見えない外の景色に目を凝らしていた。
会津若松から新津区間の磐越西線には『森と水とロマンの鉄道』という愛称が与えられているので、きっと景色を楽しめる路線なのだろう。
次は明るいうちに来たいものだ。
列車は予定より30分遅れで新津駅へ到着。
会津若松駅を出てから約3時間あまりの長時間乗車だった。
肌に突き刺さるような寒さに身震いしつつ、宿泊地の新潟駅行き電車に乗って初日の旅は終了した。
【初日の移動履歴】
北海道&東日本パスでゆく6泊7日鉄道旅【2日目】へ続く。