富士フイルムのカメラにハマったきっかけ
こんにちは。
です。
今回は私が富士フイルムのカメラにハマったきっかけについて書きます。
文字に起こしてみたら長文になってしまい、気づけば3000文字オーバー…。
お時間のある方は、お付き合い頂けたら幸いです。
- 初めて手にしたフジのカメラは、コンパクトデジカメの『X70』
- フジのカメラを知ったきっかけ
- 当時使っていたカメラ
- カメラ選びへ
- GR2購入…と思いきや
- X70購入
- フジの描写にほれ込む
- フジの描写を強く印象付けた東北旅
- さらばX70
- 何か違う…
- 再びフジへ
初めて手にしたフジのカメラは、コンパクトデジカメの『X70』
通勤カバンにいつも入っていたX70。
首から下げても負担にならない重量と、コンパクトなボディ。
所有期間は半年足らずと短期間でしたが、その間に収めた写真の数々が私の心を惹きつけ富士の病(笑)へと至らしめるきっかけとなりました。
要約するとこんな内容です。
フジのカメラを知ったきっかけ
フジのカメラを知ったきっかけは、会社の人がNikonからX-Pro1へ買い換えた話からです。
『フジは白がいいんだよ、白が』と絶賛していましたが、私もフジのカメラを使って同じことを思いました。
iPadの綺麗な画面で拡大しつつ、その白の美しさに一人ニヤニヤしています。
当時使っていたカメラ
当時私は中古で買ったCanonのEOS Kiss X3 ダブルズームキットを使用していました。
EOS Kissを手放す直前に行った江ノ島にて。
メチャクチャ風が強かったのによく4時間も居座ったもんだ…。
EOS Kissを所持していた当時は持ち出す頻度こそ少なかったものの、それなりに撮影を楽しんでいました。
しかし、登場が2009年とさすがに古さは否めず新しいカメラの購入を意識し始めてもいました。
カメラ選びへ
仕事帰りに家電量販店へ行って色々なメーカーのカメラを触る日々。
しかし、このときフジのカメラは一切候補に入っていませんでした。
※X70がリリースされていたことを知らず、X-Pro1の話も忘れていたのです。
画質向上を求めて一眼レフにするか、行きつけの整体師さんから勧められたGR2をはじめとした高級コンパクトデジカメか…双方のメリットや価格を見つつ候補のカメラを探していました。
GR2購入…と思いきや
そして2016年の年の瀬。
当時はGR2を購入するつもりで価格推移を見守っていた頃です。
携帯性の良さとセンサーサイズの大きさ(APS-C)に惹かれました。
いつものようにカメラ関連のブログやレビューサイトをチェックしていたら、GR2とたびたび比較されるカメラにフジのX70がありました。
この時にX-Pro1の話を思い出し、急に興味を持ち始めることとなりました。
しかも、年末年始のセールで安く手に入るかもしれない…と。
X70購入
某カカクサイトでフジヤカメラさんの年末年始セールは何が出るか?
といった話題が挙がっていたので何気なく覗きにいったら、X70が6万円後半で売られていたのです。
X70をカートに入れてしばし悩んで、キャッシュの時間切れまで悩んでは再びカートに入れて悩んで…を繰り返しているうちに欲しかったブラックが売り切れ。
X70とGR2の価格差はあまりなかったのですが、『フジがどれほど良い写りなのか試してみたい』という思いが購入への後押しとなり結局シルバーのX70を手に入れました。
フジの描写にほれ込む
iPhone6Sで撮影。
初めての沖縄旅行、X70をお供に。
X70購入間もない2017年1月に沖縄旅行へ行きました。
飛行機代も安かったし、ちょうど寒緋桜の開花が始まる時期と重なっていい思い出となりました。
大好きなスバル(レヴォーグ)車をレンタルしての沖縄(那覇空港→瀬底島→那覇空港)弾丸ドライブ。
海は綺麗だったし、タコライスも美味かったし…暑くもなく快適な陽気でした。
知らない道での運転支援システム『アイサイト』のアシストは非常に心強かった。
ほぼ一日ドライブしていたにもかかわらず、車を返却したときの疲れ具合が全然違ったのを今でも覚えています。
八重岳 桜の森公園にて。
平日にもかかわらず結構な人出で中国からの観光客もたびたび目にしました。
アイスクリーム(BLUE SEAL)片手に黄昏ていました。
すべて後編集なしのJpeg撮って出しです。
フジの描写を強く印象付けた東北旅
2017年3月には鉄道で東北を旅していました。
青春18きっぷを使い、福島→山形→秋田→青森と2泊3日の小旅行。
晴れているかと思いきや…。
JR津軽線 大平(おおだい)駅付近。
天気が急変して吹雪に変わる不安定な空模様。
駅員さん、乗務員さん以外に人の気配もなく、聞こえるのは風と列車のエンジン音のみ。
小雪のちらつくなか、カメラを軽くかばいながらの撮影。
先の途絶えた線路。
X70で撮った写真のなかで一番のお気に入り。
当時の雰囲気というか、空気感さえ心に蘇らせるかのような描写をX70はしてくれました。
今でも、ふと思い出して見返すことの多い写真です。
さらばX70
X70を使いつづけていくうち、ある疑問が浮かびました。
『X70ってコンパクトではあるけど、スナップシューターというより被写体と向き合ってじっくり撮影するカメラじゃないか?』
『…ならば一眼レフカメラでも良いのでは』
という思いを抱き、2017年4月26日にわずか5か月でCanon EOS 80Dとの下取り交換で手放す。
このときレンズ交換式のXマウントへの移行は考えていませんでした。
適度な速写性能と、手の届きやすい価格が決め手でした。
何か違う…
X70に代わってやってきたEOS80D。
旅のお供にも連れだしましたが、撮影を重ねるたび違和感だけが残りました。
『何か違う…』
Jpegで撮って出した時の描写が全然違う。
パソコンを使ったRAWからの現像が正直面倒で、できればやりたくないと思っていた人間なので撮って出しの描写が美しいフジのカメラは自分にとって理想のカメラだったのかもしれません。
( ´ω`) .。oO(とはいえ、いまでは普通にカメラ内現像やRAW現像やってますけどね…)
※良く撮れた写真を、より自分好みに仕上げたいという欲求が自分のなかでようやく芽生え、そのタイミングがフジのカメラだった、ということなのかもしれません。
違和感を感じた時に思い出したのは、いつもこの写真でした。
そして悩みに悩んだ結果、フジの描写が忘れられず再び戻る決意をしました。
再びフジへ
2017年10月末から1か月ほど、購入するカメラとレンズ選び。
ほぼ毎週のように六本木の東京サービスセンターで、カメラとレンズのレンタルサービスを利用していました。
XF27mm、XF10-24mm、XF18-135mm、XF50-140mmなどなど…。
カメラはX-T2でほぼ決まっていました。
50-140mmF2.8をレンタルした時、アホみたいにヌケが良くて『なんじゃこりゃー!?』ってなって、用途も考えずXF16mmとともに最初のレンズとしてチョイスしたんだよね( ´ω`)
— さまぬこ@さまぬっこ帳 (@smnksn_fuji2) 2018年4月12日
T2と一緒にレンタルして最初に撮ったスズメ。
これで惚れたの。 pic.twitter.com/VsOfeZTW7u
レンズ一本の値段がカメラボディより高いのに、よく選んだな自分も…。
丹念にブロワーでホコリを飛ばしつつ思うこと。
— さまぬこ@さまぬっこ帳 (@smnksn_fuji2) 2018年2月20日
…X-T2、カッコいい。
もうね店頭で見かけてすぐに惚れた。
このグラファイトシルバーの質感。
たまらん。#xt2#fujifilm_xseries pic.twitter.com/U9KemY3nJn
こうして2017年12月5日、X-T2グラファイトシルバーエディション、XF16mmF1.4R LM WR、XF50-140mm F2.8 R LM OIS WRを購入。
再びフジユーザーへと返り咲きを果たしました。
これが沼の始まりでもあるのですが…まあ、それはまた別の記事にします。
出費はそれなりの額でしたがとても満足しています。
EOS Kissを使っていた当時と比べて、フォトウォークへ出かける頻度が増えたのはもちろん、出勤の合間や、買い物の最中も常に持ち出しており、今では欠かせないモノとしてフジのカメラは存在しています。