【更新】ちょっと星撮ってきた
こんばんは
です。
これから以下のサイトを参考に、初めての星撮りへ挑んできます。した。
カメラは愛機X-T2とX-Pro2。
レンズは開放値F1.4と抜群の明るさを誇るXF16mm F1.4 R LM WR
予備でXF23mm F2 R WRの2本。
三脚はVelbon UTC-63。
レリーズはNikon AR-3。
ケーブルレリーズAR-3 - 概要 | アクセサリー | ニコンイメージング
Xシリーズの一部機種はシャッターボタンにケーブルレリーズ用の穴が開いています。
オールドカメラスタイルのX-T2に使ったら似合うんじゃないかなぁ…と、自分の好みで買ってしまいました。
成功したら万々歳。
失敗しても次への糧として。
戻ったら更新します。
それでは。
戻ってきました。
撮影の結果を追記します。
撮影場所は神奈川県の海岸。
からのコメントを借りるならば『関東は全然だめ。論外。』なエリアです。
白→赤→オレンジ→黄→緑→青→灰→黒と、左から順に光の影響を強く受けている地域だそうです。
東京、横浜なんて真っ白ですね…。
素直に他の場所へ行くべきなんでしょうけれど、撮影を思いついたその日は天気が下り坂で遠方へ出る勇気がありませんでした。
天候予測は以下のサイトを参考にしました。
以下の画像のように、背景が黒い部分は雲が出ていないと予測されるエリアです。
星撮影へ出る際はこういうときに行くのが基本だそうです。
一方、さまぬこが星撮影に出かけた当日の空模様は…。
西から雲が流れてきて普通なら撮影を見送るコンディションですが、冒頭でも書いた通り失敗しても構わないつもりで挑んでいた事と、この先の天候があまりよくなかったので『とりあえず行く!』 と、半ば勢いで出かけた感はあります。
それに撮影を1か月延ばすと次は6月。
梅雨の真っただ中でしょうし、普通に考えれば晴れている可能性は5月よりも薄いでしょうから。
撮影機材をリュックに詰めて現地へ。
だよね、知ってた。
光の及ぶ範囲をナメてた。
— さまぬこ@さまぬっこ帳 (@smnksn_fuji2) 2018年5月17日
横から射す光すらも影響するのか。
場所を変えないとダメだな。
それでも諦めずに撮影を続ける。
30分ほどその場で撮影を続けたものの雲が晴れる兆候もなく、今日はもう諦めて帰ろうと踵を返してまもなく…。
雲が…晴れた!!
— さまぬこ@さまぬっこ帳 (@smnksn_fuji2) 2018年5月17日
いけるか!?
雲が晴れて星が顔をのぞかせるように。
天気予測サイトを調べていたとき、西側の雲に少しだけ切れ間が見えていたのは気づいていました。
でもまさか、その切れ間がこっちにやってくるとは思ってもいませんでした。
これは好機と場所を少し変えて撮影再開。
SS 21秒 F1.4 ISO1600 +-0EV
さまぬこ、影出演。
沖の方になにやら影が見えますね…船?
さすがに21秒は長すぎて星が流れてしまいました。
ただ、これ以上ISOを上げると光害の影響で真っ白になるので1600以下で落としどころを探すことに。
SS 10秒 F1.4 ISO1600 +-0EV
星を拡大してみたら下に流れていたので、おそらくケーブルレリーズの押込みでブレたのかもしれません。
今度撮影に臨むときは電子式のリモートレリーズを使ってみます。
SS 20秒 F1.4 ISO400 +-0EV
1時間ほど設定変更を繰り返しながら撮影を続行。
だんだん夜風が肌寒く感じてきたので潮時かと帰宅しました。
掲載した写真を見るに、やはり光の影響は大きいですよね。
写っている星の数はごくわずか。
では、Adobe Lightroom CCを使ってあぶり出してみます。
結構星が出てきましたというか、天の川も発見。
Lightroomの機能『かすみの除去』だけでも天の川が露呈する程度まであぶり出せるんですね。
すごい。
ここで一つお詫びを。
本当はISO感度別にLightroom補正前と補正後を比較するつもりでしたが、対になる写真を分別し忘れてどれがペアになるのか分からなくなってしまいました…。
判別次第更新してみます。
初めての星撮影を終えてみての感想ですが。
- 光害をなめてはいけない
- 月の満ち欠けは必ずチェックする
- 現地に着いて曇っていても泣かない、諦めない
- 微量のカメラブレにも気を配ること
- 身の安全第一
- 星撮影は楽しい!
という感じでした。
成果としてはLightroomのおかげで思ったよりも悪くない結果になったと思います。
ただ、次はちゃんと光の影響を受けづらい場所で撮影に臨みたいですね。
水平線付近の光の映り込みであまりいい仕上がりになっていないので。
最後に。
星撮影への出発に際して、アドバイスをくださった『KOTOBAKO』ブログ運営中の『しむ(コトバコ)』さんに大いなる感謝を。
それでは。